(自分でできる)信用調査と與信管理 : 危ない取引先を見分ける法

목차 (Table of Contents)

• 目次
• 第Ⅰ章 取引先の倒産によって受ける被害 = 9
• 1. 企業の倒産とは = 10
• 2. 倒産の原因とそのプロセス = 11
• 3. 倒産会社の債権回収率は意外と低く, 結局は泣かされる = 14
• 4. 回収不能な売掛債権が発生したときの反動 = 15
• 5. 倒産会社の民事再生計画と債務処理 = 16
• 第Ⅱ章 危ない会社が急増しているから注意を = 19
• 1. あの取引先は大丈夫だと思っていたら, ある日, 突然, 不渡りを = 20
• 2. 赤字企業(中小規模)の半分以上は倒産予備軍 = 21
• 3. 銀行の不良債権処理が倒産を加速する = 22
• 4. 財務体力の弱いところが淘汰される = 23
• 5. 大型倒産の余波に堪え切れない連鎖倒産 = 25
• 6. ベンチャー企業の全部が花形ではないから注意を = 26
• 第Ⅲ章 危険を事前に避けるための信用調査方法 = 29
• 1. 信用調査の目的 = 30
• 《ケーススタディ - 長い取引付き合いの企業が突然倒産》 = 31
• 2. 取引先の信用調査方法と情報要因 = 32
• 3. 信用度を判定する内部調査と外部調査 = 33
• 4. 情報の源は至るところに転がっている = 35
• 5. 目で見る目測調査のポイント = 36
• 6. 質問して聞き出す聴覚調査のポイント = 37
• 《ケーススタディ - そば屋の出前から得た情報が決め手に》 = 39
• 7. 営業担当者は与信マインドを持て = 40
• 8. 新規取引開始に必要な調査項目 = 41
• 第Ⅳ章 定性的な面から危ない会社を見抜く方法 = 43
• 1. 会社を潰した経営者のタイプ = 44
• 2. 危ない兆候を見抜く着眼点 = 45
• 3. 倒産する原因の7割は経営者の性格にあり = 46
• 4. 人柄を過信すると判断を誤る = 48
• 5. 受注·納入高の急激な増減は要注意 = 49
• 6. 支払いぶりから見抜く方法 = 50
• 7. 街金融に手形が出回ったら末期的緊急段階 = 51
• 8. 危ない手形の見分け方 = 53
• 《ケーススタディ - 民間の信用調査機関の調査結果は裏切られ, 融通手形で倒産》 = 55
• 9. 融通手形の発見方法 = 55
• 10. 不動産の動きから危ない兆候を見抜く = 56
• 11. 物の動きから見抜く方法 = 58
• 12. 社内の雰囲気から危ない兆候を察知する = 59
• 13. 火のないところに煙は立たない - 悪い噂が出たら危険信号 = 61
• 第Ⅴ章 決算書の分析による定量的要因のチェックポイント = 63
• 1. 取引先の健康度·危険度の計数診断 = 64
• 2. 貸借対照表とは全財産を1枚の紙に書き表したもの = 65
• 3. 赤字か黒字かを示す損益計算書の仕組み = 68
• 4. まず総資本経常利益率がプラスかマイナスかを調べよ = 70
• 5. 自己資本比率が10％以下の取引先は危険体質 = 71
• 《ケーススタディ - 自己資本比率ランキングの高い超優良会社とは》 = 73
• 6. 財務体質が重要なのは, 貸し渋りされるか否かを確認するため = 75
• 《ケーススタディ - 倒産すること必定の販売会社の財務体質》 = 76
• 7. 資金繰りが苦しいかどうかを見抜く流動比率 = 78
• 《ケーススタディ - 5年も前から資金繰りが窮迫していた電器会社の行き詰まり》 = 80
• 《ケーススタディ - 負債比率が異常に高く, ついに倒産した製作所》 = 81
• 8. 総資本対借入金比率が50％以上は危険体質 = 83
• 9. 投入した資源の活用度に問題はないか = 84
• 10. 売上高の増減率から成長型企業か斜陽型企業かを判定する = 86
• 11. 労働分配率は安全圏内か危険圏内か, それとも倒産圏内か = 87
• 12. 口頭質問で1人当たり月平均の付加価値を聞き出す = 90
• 《ケーススタディ - 潰れた東京銀座の料亭2代目の失敗》 = 91
• 13. 損益分岐点で不況抵抗力の強弱度もわかる = 92
• 《ケーススタディ - 取引先の総人員数から印刷会社の予想損益計算書をつくる》 = 94
• 14. 優良な取引先と危ない取引先の借入金月商倍率の格差に注目 = 98
• 15. 借入金を返済するのに必要な売上高を獲得しているか = 100
• 16. 設備過剰かどうかを診る固定長期適合率 = 101
• 17. 標準値対実績値比較の指数法による財務内容の総合的評価 = 102
• 18. 経済産業省が提示している経営悪化の3基準 = 104
• 《ケーススタディ - インタレスト·カバレッジの急激な悪化で行き詰まった建設会社》 = 105
• 《ケーススタディ - 超優良印刷会社の財務内容》 = 106
• 19. 5大指標のレーダー·チャートで診断する方法 = 109
• 《ケーススタディ - 大手商社のレーダー·チャート図分析》 = 110
• 20. 粉飾された決算書分析は無意味か = 113
• 第Ⅵ章 定性的要因と定量的要因を計数化して組み合わせる = 115
• 1. 取引先の定性的評価要因の調査項目 = 116
• 2. 定性的要因の判定表と評価基準 = 117
• 3. 取引先信用調査(定性)判定表 = 118
• 4. 定性的要因評価点による5段階のランク付け基準 = 120
• 《ケーススタディ - 定性的要因は良くても生き残れなかった機械部品加工会社》 = 121
• 5. 定性的要因と定量的要因の総合評価法と比重のつけ方 = 124
• 6. 定性的要因と定量的要因を組み合わせた総合評価法 = 126
• 7. 定性·定量的要因に不動産の有無を加味する方法と手順 = 128
• 8. 信用調査機関の総合判定点数法 = 129
• 9. 銀行が「貸すか, 貸さないか」の融資決定のステップ = 131
• 10. 金融機関が見捨てる会社と助ける会社の違い = 133
• 11. 10段階にランク付けしている都市銀行の格付け区分 = 134
• 12. 取引先別情報収集の条件別による信用判定の正確度確率 = 138
• 第Ⅶ章 信用度C, Dランク先の与信限度の決め方 = 141
• 1. 与信限度とは = 142
• 2. 系統的な与信管理制度の構築 = 142
• 3. 与信限度決定のメリットと困難性 = 143
• 4. まず, 自社全体の与信枠を先に決める = 144
• 5. リスク(損害)·キャピタル(資本)·アロケーション(割当て) = 146
• 6. 与信限度決定法に決定版はない = 147
• 7. 不動産·動産の評価額から与信限度を決める方法 = 148
• 8. 担保資産の6掛法と7掛法 = 149
• 9. 基準支払能力の3倍法による決め方 = 150
• 10. 取引先の予想売上高から決める = 150
• 11. 小規模店向けの売上目標から決める方法 = 151
• 12. 過去の粗利益累計額で決める方法 = 152
• 13. 信用度指数によって決める簡便法 = 153
• 14. 月商と入金サイトから決める方法 = 154
• 15. 自社の基準回収期間と信用度指数から決める方法 = 155
• 《ケーススタディ - 信用度指数が低下し, 与信限度額も減少した食品の素材メーカー》 = 156
• 16. ウォール指数による総合評価法 = 156
• 17. 決算書がない場合に定性的要因と所有不動産と保証人を点数化して決める方法 = 157
• 《ケーススタディ - 自社なりに適切な判定表を持つ自動車販売会社》 = 158
• 18. 与信限度の決定·修正の決裁者はだれか = 160
• 《ケーススタディ - 与信限度額の決裁者が金額により決められている卸販売会社》 = 160
• 19. 与信限度額設定と運用上の注意点 = 161
• 第Ⅷ章 与信限度設定後の管理のポイント = 163
• 1. 与信限度設定後も情報収集を怠るな = 164
• 2. 怪しい点があったら再々度調査して, 限度額の修正を = 165
• 3. 与信限度額を超過したときの対応 = 165
• 4. C, Dランクの大口取引先は売掛金管理グラフの活用を = 166
• 5. 危ない取引先のワースト債権管理表 = 168
• 6. 成功する与信管理システム = 170
• 《ケーススタディ - 不渡り事故ゼロを目指す産業用機械メーカー》 = 170
• 7. 「6つのタブー」が出たら取引停止する商社のクレジットライン = 171
• 第Ⅸ章 緊急事態への対処法 = 175
• 1. 取引先の緊急事態とは = 176
• 2. 悪い噂が出てから倒産するまでの期間 = 177
• 3. 警戒段階で打つべき手段 = 178
• 4. 債権保全のための人的担保と物的担保 = 179
• 5. 異常事態に対応する緊急対応策 = 180
• 6. 最悪の場合を想定して契約書を交わせ = 181
• 7. 「いざ」というときの自社商品引き揚げと相手の同意書 = 182
• 8. 詐害行為に気をつける = 184
• 9. 取引相手が引き渡しを拒んだら仮差押さえか仮処分を = 185
• 10. 債権の時効に注意 = 186
• 11. 内容証明郵便はどんな効果があるか = 187
• 12. 手形ジャンプの申し出は回収のチャンスでもある = 189
• 参考文献 = 191
• 索引 = 192