本稿は近世の当時、口語資料としての評価が高い江戸洒落本における断定表現「だ」と「じゃ」について考察したものである。特に明和・安永期(1764∼1780)の江戸洒落本33種を対象にして...
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本稿は近世の当時、口語資料としての評価が高い江戸洒落本における断定表現「だ」と「じゃ」について考察したものである。特に明和・安永期(1764∼1780)の江戸洒落本33種を対象にして...
本稿は近世の当時、口語資料としての評価が高い江戸洒落本における断定表現「だ」と「じゃ」について考察したものである。特に明和・安永期(1764∼1780)の江戸洒落本33種を対象にして、そこから得られた分析結果に基づいて先行研究と比べながら「じゃ」の滅少、言い換えれば「だ」の定着過程の中で現われる全体的傾向、即ち資料(江戸洒落本と江戸噺本)、位相(男性語と女性語)、活用形(終止・連体形と未然形及び連用形)による遅速差とその原因を検討すると同時に、更に定着の完了時期も推定してみた。その結果、幾つかの特徴的事実が指摘できたかのように思うが、これをまとめると、大略次の通りである。 ①資料面から見ると、江戸洒落本における「だ」の定着は江戸噺本よりはやい。 ②位相的な面から見ると、女性語における「だ」の定着は男性語よりはやい。 ③活用形から見ると、終止・連体形における「だ」の定着は未然形及び連用形よりはやい。 ④「だ」が、定着の完了した時期は安永期と推定される。特に、この中で①②③は従来の先行研究、つまり明和期の江戸洒落本の分析結果に基づいた指摘(①明和期の江戸洒落本における「だ」の使用頻度は江戸噺本より高い。②明和期の江戸洒落本における女性の場合、 「じゃ」の使用例は稀なようである。③明和期の江戸洒落本における未然形「だろ(う)」と連用形「だっ(た)」は階層的な面から見ると、狭者の世界にとどまっているようである)より積極的な見方を示したということから、更に④は本稿を通して新しく明らかにされたということから注目に値する。特にこのような考察結果は明和期はもちろんのこと、安永期にまで調査資料を拡大して得られた、信憑性の高いもので今後における断定表現の変化過程を体系的に考察する時、重要な研究基盤になるものと期待される。
참고문헌 (Reference)
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2 寺田洋枝, "江戸語における断定の助動詞「ダ」と「ジャ」-江戸後期噺本を資料として" 97 (97): 24-40, 1996
3 김용균, "江戸語 命令表現「なされ」의 語尾 變化에 관한 考察" 대한일어일문학회 (43) : 5-18, 2009
4 김용균, "江戸語 命令表現 「くだされ」의 語尾 變化에 관한 考察 - 「なされ」→「なさい」의 語尾 變化와 비교를 중심으로 -" 한국일어일문학회 71 (71): 29-49, 2009
5 김용균, "江戸洒/b>에 있어서의 ハ行四段活用動詞의 音便形에 관한 고찰" 한국일본어문학회 1 (1): 33-56, 2010
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7 前田桂子, "江戸噺本の指定の助動詞ダとジャ" 3 : 16-26, 1992
8 小田切良知, "明和期江戸語について(二)-その上方的傾向の衰退" 20 (20): 43-47, 1943
9 小田切良知, "明和期江戸語について(一)-その上方的傾向の衰退" 20 (20): 5-, 1943
10 金田弘, "寛政期の江戸語-二つの咄本『落し咄』と-詞の花『から』" 25 : 27-29, 1994
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10 金田弘, "寛政期の江戸語-二つの咄本『落し咄』と-詞の花『から』" 25 : 27-29, 1994
11 湯沢幸吉郎, "増訂江戸言葉の研究" 明治書院 412-427, 1990
시마자키 도손(島崎藤村) 『신생(新生)』의 논리학 ― <고백>과 <모성>의 상관관계 ―
아쿠타가와 류노스케(芥川龍之介)의 「스사노오노 미코토(素戔嗚尊)」론― 1920년대 내셔널리즘 창출로서의 스사노오(素戔嗚) 신화와 관련하여 ―
학술지 이력
연월일 | 이력구분 | 이력상세 | 등재구분 |
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2027 | 평가예정 | 재인증평가 신청대상 (재인증) | |
2021-01-01 | 평가 | 등재학술지 유지 (재인증) | |
2018-01-01 | 평가 | 등재학술지 유지 (등재유지) | |
2015-01-01 | 평가 | 등재학술지 유지 (등재유지) | |
2011-01-01 | 평가 | 등재학술지 유지 (등재유지) | |
2009-01-01 | 평가 | 등재학술지 유지 (등재유지) | |
2007-04-30 | 학술지명변경 | 외국어명 : 미등록 -> The Korean Journal of Japanology | |
2007-01-01 | 평가 | 등재학술지 유지 (등재유지) | |
2005-01-01 | 평가 | 등재학술지 유지 (등재유지) | |
2002-01-01 | 평가 | 등재학술지 선정 (등재후보2차) | |
1999-07-01 | 평가 | 등재후보학술지 선정 (신규평가) |
학술지 인용정보
기준연도 | WOS-KCI 통합IF(2년) | KCIF(2년) | KCIF(3년) |
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2016 | 0.5 | 0.5 | 0.44 |
KCIF(4년) | KCIF(5년) | 중심성지수(3년) | 즉시성지수 |
0.38 | 0.34 | 0.725 | 0.25 |