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      정인택의 일본어 소설연구 : 청량리계외와 각서를 중심으로 = 鄭人澤の日本語小說硏究

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      다국어 초록 (Multilingual Abstract)

      鄭人沢の日本語小説研究 - 「清涼里界隈」と「覚書」を中心に - 朴 京 洙 全南大学校大学院 日語...

      鄭人沢の日本語小説研究
      - 「清涼里界隈」と「覚書」を中心に -

      朴 京 洙

      全南大学校大学院 日語日文学科
      (指導教授 金 順 槇)

      <日文抄&#37682;>

      作家鄭人&#27810;は1930年代、社&#20250;主義活動家の再起の過程と&#36578;向での決心を扱った小&#35500;&#65378;準備&#65379;で登壇し、モダニズム系列の心理小&#35500;から愛情小&#35500;&#65381;身&#36794;小&#35500;を&#32076;て、積極的な親日文&#23398;者へ、そして解放以後の越北など、時代ごとに思想的&#22793;化とそれによる作品活動を見せてきた。
      鄭人&#27810;が文&#23398;活動を積極的に行なった日帝末期の1940年代前半の朝鮮は、朝鮮語と日本語の二重言語空間で長年'暗&#40658;期'という帳幕に閉ざされていた。親日と越北へとつづく彼の行動と作家活動によって&#23398;界では&#38306;心外の作家として分類され、現在まで&#30740;究はあまりなされてこなかったのが現&#29366;である。
      本&#30740;究では、鄭人&#27810;の文壇登壇から越北までの作家活動と、生涯全般を通じて時期別にどのような文&#23398;的傾向が見られるのかを追うとともに、朝鮮文壇が不幸な試練を&#32076;&#39443;しなければならなかった、太平洋&#25126;&#20105;絶頂期に集中的に&#30330;表された彼の日本語小&#35500;の中で、特に「&#28165;&#28092;里界&#38536;」と「&#35226;書」を細かく分析することで、&#25126;時期のアジ&#65381;プロ(宣&#20253;&#65381;煽動)の&#27096;相とその時代像を究明し、&#30740;究者たちの&#38306;心外にあった彼の作品世界をより具&#20307;的に整理して見た。
      筆者は、&#30740;究書とその他の資料を調査する過程で、今まで知られていない三編の少年小&#35500;をはじめ、多&#25968;の文&#23398;作品と彼の係わった新聞&#8228;&#38609;誌等&#12293;の資料を新しく&#25436;し出すことに成功した。こうした資料を土台に、先行&#30740;究での不確かだった鄭人&#27810;の家系と作家デビュ&#12540;前の行動、そして授賞名&#31216;などに間違いを見つけ、これらを明らかした。そして、時流によって適切に適&#24540;し、&#22793;貌を遂げてきた彼の文&#23398;傾向をよりはっきりと整理することができた。
      このような鄭人&#27810;の&#32207;&#20307;的な文&#23398;傾向と日本語小&#35500;&#65378;&#28165;&#28092;里界&#38536;&#65379;と&#65378;&#35226;書&#65379;の分析を通じて次のように要約整理することができる。
      今までの先行&#30740;究では鄭世&#27810;が弟になっていたが系&#22259;資料を通じて鄭世&#27810;はいとこ兄で、&#23455;弟は鄭大&#27810;あることがわかった。さらに、<&#22269;語文芸&#32207;督賞>または<&#22269;語文&#23398;&#32207;督賞>に記&#37682;されていた賞名に混亂があった部分も、&#24403;時の新聞記事を根&#25312;に<&#22269;語文&#23398;&#32207;督賞>に統一した。
      さらに先行&#30740;究者金シニョン(2000)が整理した鄭人&#27810;の文&#23398;作品に、小&#35500;7編、&#38543;筆7編、評論2編、報告文3編、アンケ&#12540;ト 1編(&#32207;20編)を新しく追加した。
      &#65378;&#28165;&#28092;里界&#38536;&#65379;と&#65378;&#35226;書&#65379;での劣&#24746;な貧困は、中心人物にとって極度の自己恥辱感に&#38501;る要因になっている。この2作品は、未&#26469;が不透明で、貧困による不安意識と疏外意識に表出された&#20869;面心理に焦点が合わせられており、鄭人&#27810;特有の心理主義文&#23398;世界が表われている。&#65378;&#35226;書&#65379;では、展開される一連の行動のために、あらかじめその正&#24403;性の立地を用意している構造になっており、その事件を順次に敍述する額&#32257;型一人&#31216;小&#35500;構造の技法が使われている。一方、主人公<私>の生まれてから成長過程を&#32076;て志願兵に申し&#36796;むまでの一連の過程が順次に展開して行く敍述技法に&#22793;化を見せている。
      また、&#25126;&#20105;期朝鮮の作家たちに文&#23398;を通して效果的な皇民化の要求とその&#23455;現の必要性などが多&#27096;な方式で提示された時期に、鄭人&#27810;も日帝に順&#24540;され、皇&#22269;臣民化政策に積極協力し、文&#23398;作品に&#30330;表していく。そうした皇&#22269;臣民として進む方向を提示する皇道文&#23398;的性格が表れている。特に、鄭人&#27810;の日本語小&#35500;では、生死を超越した&#22269;家&#35251;と自己&#29344;牲を通じての、&#22269;家に&#23550;する奉仕などを&#20869;容とする&#25126;時文&#23398;の宣&#20253;&#65381;煽動などの著しい特&#24500;が表われている。太平洋&#25126;&#20105;&#25126;時下の皇&#22269;臣民としての模範的な人物とその活動&#29366;況を&#35500;得力をもって提示している点で鄭人&#27810;の軍&#22269;主義的な親日文&#23398;の傾向が表われている。&#22269;語(日本語)の文章を通じて&#25126;&#20105;文&#23398;に大きく貢&#29486;したということで<第3回&#22269;語文&#23398;&#32207;督賞>を受賞するが、これによっていわゆる皇道文&#23398;作家としての立志をゆるぎないものとなったといえるだろう。
      鄭人&#27810;は、時流にうまく&#20055;る適&#24540;力のすぐれた作家であったといえる。彼は、&#27508;史の激動期を&#32076;ながら&#22793;貌する時代の指向点を作品に形象化していった。社&#20250;主義志向で啓蒙性濃い少年小&#35500;に、心理主義や世態小&#35500;に、そして、文&#23398;活動が難しくなる&#29366;況に置かれると、太平洋&#25126;&#20105;に&#23550;する宣&#20253;&#65381;煽動に力点を置いた&#25126;時文&#23398;で、さらに解放後の混&#20081;期には左翼に傾倒していたが、その時も思想から&#33073;するために少年小&#35500;に&#32154;けたのである。
      このように鄭人&#27810;は、一度も時代に逆流できず、その時その時の時代&#22793;化に順&#24540;して作品活動を引き&#32154;けたのである。&#20006;&#12293;ならぬ彼の作家活動と文&#23398;世界を、どのようにしたらうまく&#35500;明することができるだろうか。今日の韓&#22269;社&#20250;を見ると、&#22269;を奪われた&#32076;&#39443;を持っているがゆえに悲しくも被害意識に捕らわれ、まるで&#26029;罪する何かの&#23550;象を探しあさっているようだ。鄭人&#27810;のように&#27671;の弱い性格で、時代に志向点を&#25436;すことのできなかった現&#23455;を考えての彼の文&#23398;的追究が、その時代&#29366;況の中でどのような作用と反作用を引き起こしたのかはさておき、&#22269;家が保護することのできなかった個人の生活を、一言で&#26029;罪することは難しいといえるだろう。表面に現れない作家の心理までも作品を通じてもっと幅&#24195;く、より深く硏究を進行しなければならないと思われる。

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      목차 (Table of Contents)

      • 1. 서론 1
      • 1.1. 연구방법 및 범위 2
      • 1.2. 선행연구 3
      • 2. 정인택의 생애 5
      • 2.1. 출생과 학창시절 5
      • 1. 서론 1
      • 1.1. 연구방법 및 범위 2
      • 1.2. 선행연구 3
      • 2. 정인택의 생애 5
      • 2.1. 출생과 학창시절 5
      • 2.1.1 출생 5
      • 2.1.2 학창시절 8
      • 2.2. 동경시절 9
      • 2.3. 교우관계 10
      • 2.4. 일제말기의 활동 12
      • 2.5. 해방이후의행적 16
      • 3. 시대상황과 정인택의 문학경향 19
      • 3.1. 시대상황 19
      • 3.1.1 사회적 배경 19
      • 3.1.2 문화적 배경 20
      • 3.2. 정인택의 문학경향 26
      • 3.2.1 초기소설(등단작과 소년소설) 27
      • 3.2.2 모더니즘 심리소설 29
      • 3.2.3 친일문학으로 30
      • 3.2.4 좌익으로의 경도 33
      • 4. 정인택의 일본어 소설 35
      • 4.1. 일본어 소설과 창작집 &#65378;&#28165;&#28092;里界&#38536;&#65379; 35
      • 4.1.1 정인택의 일본어 소설 35
      • 4.1.2 창작집 &#65378;&#28165;&#28092;里界&#38536;&#65379;의 발간 43
      • 4.1.3 수정&#8228;개작 부분에 대하여 44
      • 4.2. &#65378;淸凉里界&#38536;&#65379;와 &#65378;覺書&#65379;를 중심으로 본 정인택의 문학세계 46
      • 4.2.1 궁핍과 불안의식의 내재 46
      • 4.2.2 지식인의 심리 갈등의 작품투영 48
      • 4.2.3 계몽과 아지ㆍ프로의 접목 52
      • 4.2.4 忠과 孝의 접목 장치로서 어머니상(像) 55
      • 4.2.5 ‘忠孝의 등치’에 의한 충군애국 59
      • 4.2.6 군국주의 전시문학 61
      • 5. 결 론 64
      • 참고문헌 67
      • <일문초록> 70
      • <부록> 정인택의 작품연보 73
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