本稿は紫式部絵に関する学界最初の研究である。というのは、紫式部絵の絵師、注文主と注文の目的、制作の手法、紫式部観との関わりなどの問題は未踏のままである。そこで、今回は...
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2012
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913.005
KCI등재
학술저널
39-59(21쪽)
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本稿は紫式部絵に関する学界最初の研究である。というのは、紫式部絵の絵師、注文主と注文の目的、制作の手法、紫式部観との関わりなどの問題は未踏のままである。そこで、今回は...
本稿は紫式部絵に関する学界最初の研究である。というのは、紫式部絵の絵師、注文主と注文の目的、制作の手法、紫式部観との関わりなどの問題は未踏のままである。そこで、今回はその第一の作業として、紫式部絵を時代順に網羅してみることにする。 鎌倉·室町時代と桃山時代においての紫式部絵は信仰の対象として描かれ、崇められた。紫式部絵はこのような源氏絵の流行とともに多数製作されたが、源氏絵ほど卑俗化はしていない。紫式部絵は主に教養人·公家や大名、上層町衆のために制作されて掛け軸や屏風装飾として愛用された。庶民は絵入り版本(儒教の理念を教える素材)·歌留多などで紫式部と接した。紫式部絵が源氏絵ほど卑俗化していない理由としては、紫式部は偉人であると同時に、ストーリー性に欠けていて、自由自在に見立てられる対象として適当ではなかったからであろう。近代には前の時代と同様、オマージュ(敬意)と龜鑑の対象として紫式部絵が多数制作されたり、日本精神·国家(民族)主義的な作品活動をしていた画家によって制作されたりして、美術館に掛けられるようにある。つまり、日本主義を鼓吹するために描かれたのである。現代に入っては大衆·資本家など、多数の階層の欲望を満たすために制作された。 紫式部絵は源氏絵とともに享受されながらもそれとは別の領域で、神様(伝説)の女から龜鑑の女性へ、そして生身の女性までへとその表象(イメージ)を変えていくのである。
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