日本古典文学作品の精髄といわれる『源氏物語』は、成立してから千年もの間、さまざまな形において再生産され、享受されてきた。そして今現在でも現代語訳はもちろんのこと、翻案...
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김효숙 (세종대학교)
2018
Japanese
tale of Genji ; Asakiyumemishi ; comics ; media ; contents ; <あさきゆめみし>、<源氏物語>、マンガ、メディア、コンテンツ ; <겐지 이야기> ; <아사키유메미시> ; 만화 ; 미디어 ; 콘텐츠
KCI등재
학술저널
32-62(31쪽)
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日本古典文学作品の精髄といわれる『源氏物語』は、成立してから千年もの間、さまざまな形において再生産され、享受されてきた。そして今現在でも現代語訳はもちろんのこと、翻案...
日本古典文学作品の精髄といわれる『源氏物語』は、成立してから千年もの間、さまざまな形において再生産され、享受されてきた。そして今現在でも現代語訳はもちろんのこと、翻案小説、ドラマ、映画、宝塚、アニメーション、マンガなど実に多様なメディアに加工・供給され、大衆文化として流通している。 その中でも『源氏物語』をマンガ化した『あさきゆめみし』は、その累計売り上げが1,700万部に達するなど、日本社会に大きな反響を呼んでいる。こうした状況から学界からも『あさきゆめみし』に関する多様な見解が示されているが、『あさきゆめみし』が『源氏物語』のマンガであるにも関わらず、マンガの技法に関連した分析はまだ見当たらない。しかしながら『あさきゆめみし』が人気を博すようになったのは、『源氏物語』のマンガ化つまりそのメディア変換の方法が有効だったということであり、どのようなマンガ技法を用いて固有の表現世界を構築しているのかその方法を探る必要があると思われる。このような視座から、本稿では『源氏物語』の女君の中でもっとも特異なありようの六条御息所を中心に分析している。 まず『源氏物語』には「葵」巻に至るまで六条御息所に関する情報がまったく描かれなかったが、『あさきゆめみし』では光源氏が書の先生の屋敷で素晴らしい手蹟を見つけるという事件を書き加えることによって、その素姓を最初から明らかにし、また光源氏との出逢いの切っ掛けを作っている。『あさきゆめみし』は「現在進行形」の事件というマンガの文法を用いることによって、曖昧な表現に点綴していた『源氏物語』の世界を具体化しているのである。また、光源氏より年上であるというコンプレックスを強調することによって人物の類型化を図り、さらには葵の上との対立関係を克明にすることによって御息所の生霊化に正当性を与えている。 そして、マンガの固有の表現方法であるコマ割りから分析してみると、文字テキストである『源氏物語』では連続した逆接の接続詞の使用で表していた六条御息所の葛藤を、『あさきゆめみし』ではコマの分割によって表現しており、こうしたマンガ固有の方法によって仮名文学の曖昧さを回避し、現代読者にも分かりやすい作品世界を構築しているのである。
다국어 초록 (Multilingual Abstract)
“Asakiyumemishi(あさきゆめみし)” is a cartoon version of the Japanese classical literary work “The Tale of Genji(源氏物語)”, which has sold 17 million copies of the book, making it a popular favorite. The importance of “Asakiyumem...
“Asakiyumemishi(あさきゆめみし)” is a cartoon version of the Japanese classical literary work “The Tale of Genji(源氏物語)”, which has sold 17 million copies of the book, making it a popular favorite. The importance of “Asakiyumemishi” is that it led the popularization of classical literary works called ‘The Tale of Genji’.
The purpose of this paper is to focus on about a woman named ‘Rokujō no Miyasundokoro(六条御息所)’. In this way, it is possible to see how “AsakiYumemishi” transformed classical literary work that is hard to read by modern people into cartoon media and how they popularized and modernized through such media conversion.
참고문헌 (Reference)
1 김수희, "소녀만화 『아사키유메미시(あさきゆめみし)』의 문화론 -『겐지 모노가타리(源氏物語)』와 고전교육-" 한국일본어문학회 1 (1): 263-278, 2008
2 Marshall McLuhan, "미디어의 이해 인간의 확장" 커뮤니케이션북스 2011
3 임형택, "문학미디어와 고전문학 연구-영원한 현재로서의 고전문학과 그 연구이론으로서-" 반교어문학회 (45) : 91-121, 2017
4 김정희, "고전의 만화화를 통한독자의 스토리텔링 리터러시의 확대- 『아사키유메미시(あさきゆめみし)』의 전략 -" 한국일본사상사학회 (27) : 53-78, 2014
5 大和和紀, "源氏研究4" 翰林書房 1999
6 藤本勝義, "源氏物語の〈物の怪〉" 笠間書院 1994
7 立石和弘, "源氏文化の時空" 森話社 2005
8 安藤徹, "源氏文化の時空" 森話社 2005
9 "海外における源氏物語を中心とした平安文学及び各国語翻訳に関する総合的調査研究"
10 池田亀鑑, "日本古典全書" 朝日新聞社 1958
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11 富山由紀子, "文学としての少女マンガ─少女マンガ研究の現在と展望─" 13 : 2015
12 山口仲美, "平安仮名文における朧化性の問題--源氏物語を中心にして" 国語学会 112 : 1978
13 葛飾北斎, "北斎漫画五編" 国立国会図書館デジタルコレクション
14 伊藤禎子, "人物で読む源氏物語 六条御息所" 勉誠出版 2005
15 夏目房之介, "世界のコミックスとコミックスの世界 : グローバルなマンガ研究の可能性を開くために" 京都精華大学国際マンガ研究センター 2010
16 竹内オサム, "マンガ表現学入門" 筑摩書房 2005
17 雨宮俊彦, "マンガ表現の時空(1)─レイヤー分解·少女マンガのコマ·マンガ表現の感性認知記号論-" 33 (33): 2002
18 高野英夫, "マンガによる古典教育の可能性─大和和紀作『あさきゆめみし』を教材として─" 25 : 2008
19 高月義輝, "マンガにおける表現技法の進化─何がマンガを文芸に成長させたのか─" 東海大学 20 : 2011
20 "『日本経済新聞』夕刊 1999年10月29日"
21 佐藤彩, "『あさきゆめみし』における女三の宮のキャラクタライズ" 恵泉女学園大学社会·人文学会 (15) : 2010
22 "〈千年の源氏物語〉漫画で舞台で新たな命"
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학술지 이력
연월일 | 이력구분 | 이력상세 | 등재구분 |
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2026 | 평가예정 | 재인증평가 신청대상 (재인증) | |
2020-01-01 | 평가 | 등재학술지 유지 (재인증) | |
2017-01-01 | 평가 | 등재학술지 유지 (계속평가) | |
2013-01-01 | 평가 | 등재학술지 유지 (등재유지) | |
2010-01-01 | 평가 | 등재학술지 유지 (등재유지) | |
2008-01-01 | 평가 | 등재학술지 유지 (등재유지) | |
2005-01-01 | 평가 | 등재학술지 선정 (등재후보2차) | |
2004-01-01 | 평가 | 등재후보 1차 PASS (등재후보1차) | |
2002-07-01 | 평가 | 등재후보학술지 선정 (신규평가) |
학술지 인용정보
기준연도 | WOS-KCI 통합IF(2년) | KCIF(2년) | KCIF(3년) |
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2016 | 0.19 | 0.19 | 0.26 |
KCIF(4년) | KCIF(5년) | 중심성지수(3년) | 즉시성지수 |
0.24 | 0.23 | 0.629 | 0.15 |