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      『대동아전쟁 육군보도반원수기』의 역설 : 말레이시아·싱가포르 방면 징용작가들의 수기를 중심으로 = The Paradox of 『Daitoa Senso Rikugun Hodohanin Shuki』: Through an Examination of the Case of Authors Who were Dispatched to Malaysia and Singapore During the 2nd World War

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      다국어 초록 (Multilingual Abstract)

      かつて<大東亜戦争>とも称されたアジア·太平洋戦争期において、日本では多くの作家たちが<軍属>として徴用され、軍部のメディア戦略に動員された。この作家たちの書き残した文章類の場合、戦争への<抵抗>か<協力>かにその評価基準が据えられてきたように思われるのだが、こうした二項対立的なとらえ方の限界もまた指摘されて久しい。本稿は、従来の文学研究の領域において捨象されてきたきらいのある徴用作家らの文章から、単なる<国策文学>ではない逆説的な存在意義を見出すことを目的とする。試みに、本稿では『大東亜戦争陸軍報道班員手記』に収録された数編の手記を取りあげ、戦争への二項対立なアプローチ方では決して読みとれぬ、異文化体験の意義を提出してみたい。當初、別々の雑誌媒体に発表されたことのあるこれらの手記は、のち、『マレー電撃戦』の一冊にまとめられることによって、期せずして戦時下の力学のなかで変質を強いられていく<日本>と<民族>のありかたを浮かび上がらせる結果にもなったと考えられるからである。以上を踏まえ、<大東亜>の描出に資すべく集められた<南方町用作家>たちの文章が、かえってその戦争の無謀さと現前不可能性を露呈していく奇妙な事態を明らかにしてみたいと思う。
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      かつて<大東亜戦争>とも称されたアジア·太平洋戦争期において、日本では多くの作家たちが<軍属>として徴用され、軍部のメディア戦略に動員...

      かつて<大東亜戦争>とも称されたアジア·太平洋戦争期において、日本では多くの作家たちが<軍属>として徴用され、軍部のメディア戦略に動員された。この作家たちの書き残した文章類の場合、戦争への<抵抗>か<協力>かにその評価基準が据えられてきたように思われるのだが、こうした二項対立的なとらえ方の限界もまた指摘されて久しい。本稿は、従来の文学研究の領域において捨象されてきたきらいのある徴用作家らの文章から、単なる<国策文学>ではない逆説的な存在意義を見出すことを目的とする。試みに、本稿では『大東亜戦争陸軍報道班員手記』に収録された数編の手記を取りあげ、戦争への二項対立なアプローチ方では決して読みとれぬ、異文化体験の意義を提出してみたい。當初、別々の雑誌媒体に発表されたことのあるこれらの手記は、のち、『マレー電撃戦』の一冊にまとめられることによって、期せずして戦時下の力学のなかで変質を強いられていく<日本>と<民族>のありかたを浮かび上がらせる結果にもなったと考えられるからである。以上を踏まえ、<大東亜>の描出に資すべく集められた<南方町用作家>たちの文章が、かえってその戦争の無謀さと現前不可能性を露呈していく奇妙な事態を明らかにしてみたいと思う。

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      다국어 초록 (Multilingual Abstract)

      During the Asia Pacific War, also known as the “Greater East Asia War,” many Japanese writers were conscripted as military personnel and mobilized for the media strategy of the military. In the case of these writers, the standard of evaluation for the writings they have left behind has been set on whether they were “cooperating with” or “opposing to” the war, but the limitedness of such a dichotomous approach has also long been pointed out. This paper aims to provide an interpretation of the writings of the Nanpo Choyo Sakka (Writers dispatched to the south during the 2nd World War), who have tended to be neglected in the field of literary research thus far, as not merely works of kokusaku bungaku (national policy literature), but as writings of a paradoxical significance. Due to the compilation of these writings, which were originally published in different journals, in a single volume, Mare Dengekisen (The Malay Blitzkrieg), the process of the change imposed upon the actuality of <Japan> and <ethnicity> by wartime dynamics has unexpectedly been brought to light.
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      During the Asia Pacific War, also known as the “Greater East Asia War,” many Japanese writers were conscripted as military personnel and mobilized for the media strategy of the military. In the case of these writers, the standard of evaluation for...

      During the Asia Pacific War, also known as the “Greater East Asia War,” many Japanese writers were conscripted as military personnel and mobilized for the media strategy of the military. In the case of these writers, the standard of evaluation for the writings they have left behind has been set on whether they were “cooperating with” or “opposing to” the war, but the limitedness of such a dichotomous approach has also long been pointed out. This paper aims to provide an interpretation of the writings of the Nanpo Choyo Sakka (Writers dispatched to the south during the 2nd World War), who have tended to be neglected in the field of literary research thus far, as not merely works of kokusaku bungaku (national policy literature), but as writings of a paradoxical significance. Due to the compilation of these writings, which were originally published in different journals, in a single volume, Mare Dengekisen (The Malay Blitzkrieg), the process of the change imposed upon the actuality of <Japan> and <ethnicity> by wartime dynamics has unexpectedly been brought to light.

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      목차 (Table of Contents)

      • 1. 들어가며 2. “보도”의 함정 3. “양민증명서”의 역설 4. “판툰”의 기만성 5. 나가며 참고문헌
      • 1. 들어가며 2. “보도”의 함정 3. “양민증명서”의 역설 4. “판툰”의 기만성 5. 나가며 참고문헌
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      참고문헌 (Reference)

      1 子安宣邦, "「アジア」はどう語られてきたか 近代日本のオリエンタリズム" 藤原書店 9-273, 2003

      2 中込重明, "鼠小僧の実録と講談" ぺりかん社 (29) : 145-155, 2003

      3 安藤宏, "近代日本小説史" 中央公論新社 136-162, 2015

      4 後藤乾一, "近代日本と東南アジア" 岩波書店 2-29, 1995

      5 安田敏朗, "脱「日本語」への視座" 三元社 131-169, 2003

      6 竹内勉, "民謡 その発生と変遷" 角川書店 8-264, 1981

      7 明石陽至, "東南アジア史のなかの日本占領" 早稲田大学出版部 293-332, 2001

      8 木村一信, "昭和作家の<南洋行>" 世界思想社 3-394, 2004

      9 阪井葉子, "明治期日本における「民謡」概念の成立" 大阪大学ドイツ文学会 (21) : 83-104, 2005

      10 野村幸一郎, "日本近代文学はアジアをどう描いたか" 新典社 3-248, 2015

      1 子安宣邦, "「アジア」はどう語られてきたか 近代日本のオリエンタリズム" 藤原書店 9-273, 2003

      2 中込重明, "鼠小僧の実録と講談" ぺりかん社 (29) : 145-155, 2003

      3 安藤宏, "近代日本小説史" 中央公論新社 136-162, 2015

      4 後藤乾一, "近代日本と東南アジア" 岩波書店 2-29, 1995

      5 安田敏朗, "脱「日本語」への視座" 三元社 131-169, 2003

      6 竹内勉, "民謡 その発生と変遷" 角川書店 8-264, 1981

      7 明石陽至, "東南アジア史のなかの日本占領" 早稲田大学出版部 293-332, 2001

      8 木村一信, "昭和作家の<南洋行>" 世界思想社 3-394, 2004

      9 阪井葉子, "明治期日本における「民謡」概念の成立" 大阪大学ドイツ文学会 (21) : 83-104, 2005

      10 野村幸一郎, "日本近代文学はアジアをどう描いたか" 新典社 3-248, 2015

      11 中村地平, "新潮" 新潮社 40-46, 1942

      12 寺崎浩, "文学界" 文藝春秋 85-95, 1942

      13 寺崎浩, "文学界" 文藝春秋 114-123, 1942

      14 櫻木富, "文化人たちの大東亜戦争 PK部隊が行く" 青木書店 43-48, 1993

      15 川口恵美子, "戦争未亡人 被害と加害のはざまで" ドメス出版 83-102, 2003

      16 谷萩那華, "大東亜戦争 陸軍報道班員手記 マレー電撃戦" 大日本雄弁会講談社 3-5, 1942

      17 堺誠一郎, "大東亜戦争 陸軍報道班員手記 マレー電撃戦" 大日本雄弁会講談社 3-29, 1942

      18 井伏鱒二, "大東亜戦争 陸軍報道班員手記 マレー電撃戦" 大日本雄弁会講談社 266-276, 1942

      19 井伏鱒二, "大東亜戦争 陸軍報道班員手記 マレー電撃戦" 大日本雄弁会講談社 228-235, 1942

      20 北町一郎, "大東亜戦争 陸軍報道班員手記 マレー電撃戦" 大日本雄弁会講談社 246-265, 1942

      21 中村地平, "大東亜戦争 陸軍報道班員手記 マレー電撃戦" 大日本雄弁会講談社 277-290, 1942

      22 寺崎浩, "大東亜戦争 陸軍報道班員手記 マレー電撃戦" 大日本雄弁会講談社 105-141, 1942

      23 河西晃祐, "大東亜共栄圏 帝国日本の南方体験" 講談社 130-159, 2016

      24 神谷忠孝, "南方町用作家―戦争と文学―" 世界思想社 3-14, 1996

      25 前田卓昭, "井伏鱒二全集 別巻2" 筑摩書房 257-, 2000

      26 堺誠一郎, "中央公論" 中央公論社 106-116, 1942

      27 "けふから東亜民族“半島の鼠小僧”も改悛して強力"

      28 成田龍一, "<歴史>はいかに語られるか" 日本放送出版局 105-247, 2001

      29 神谷忠孝, "<外地>日本語文学論" 世界思想社 3-307, 2007

      30 岡林稔, "<南方文学>その光と影 中村地平試論" 鉱脈社 207-, 2001

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      2008-01-01 평가 등재학술지 유지 (등재유지) KCI등재
      2005-01-01 평가 등재학술지 선정 (등재후보2차) KCI등재
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