現代高校生の語彙表現と意味的特徴の一断面 = 創作短歌「SEITO百人一首」における語彙と意味を中心に

국문 초록 (Abstract)

이 연구에서는 현대 일본 고등학생들의 창작단가를 대상으로「어휘」와「주제」라는 관점에서 어휘표현의 다양성과 경향성을 분석함과 동시에, 그들의 관심사나 그 눈에 비쳐진 일상풍경의 일단면을 파악하려고 했다.
그 결과 어휘 표현이라는 관점에서는 하나의 어휘에 다양한 의미를 포함시키거나, 정교한 비유, 젊은이들이 쓰는 말 등을 구사하면서, 실로 풍부하고 다양한 표현을 확인할 수 있었다. 또한 관심사라는 관점에서는 가족과의 교류나 공부, 연애, 청춘의 고뇌 등의 화제부터 사회문제나 생사에 관한 화제까지 다루고 있을 뿐만 아니라, 그들이 거주하는 세계에서 본 현실사회의 모습들이 예리한 시각으로 묘사되고 있었다.

다국어 초록 (Multilingual Abstract)

In this paper, creative tanka of the contemporary Japanese high school students were examined in terms of ‘vocabulary’ and ‘subject’ not only in order to analyze the diversity and tendency of their vocabulary expressions but also in order to perceive aspects of their daily concerns or the everyday lives from their viewpoints.
As a result of this study, in terms of the vocabulary expression, it has been concluded that the contemporary Japanese high school students tend to incorporate various implications into a singular word and to employ delicate metaphors and slangs which are commonly used among teenagers. The expressions are abundant and various. In terms of the their daily concerns, it has been found that the contemporary Japanese high school students tend to converse about not only the subjects of family relationships, study, love, and problems of youth, but also the subjects of social affairs and the issue of life and death. With their own acute sense, they tend to describe their own realties experienced in their own world which cannot be perceived by general statistics or from the viewpoint of grown-ups.

목차 (Table of Contents)

• Abstract
• 1. はじめに
• 2. ?究方法
• 3. 作品の分析
• 4. おわりに
• ?考文?
• 요지

참고문헌 (Reference)

1 岡本祐子, "高校生の認知する家族の心理的健康性と親子間コミュニケーションおよび居間の機能の関連性" 3 : 157-168, 2003

2 古結亜紀, "高校生の自己意識が制服着装行動に与える影響について" 63 : 287-295, 2012

3 総務省情報通信政策研究所, "高校生のスマートフォン·アプリ利用とネット依存傾向に関する調査<速報>" 1-19, 2014

4 原田恵理子, "高校生におけるネットいじめの実態" 17 : 9-18, 2013

5 べネッセ, "高校生と保護者の学習·進路に関する意識調査(震災の影響)" 1-4, 2011

6 電通, "電通、祖父の孫育てに関する『育Ｇ調査』を実施：孫育てに時間とお金をおしまない今どきの『じいじ』が明らかに"

7 野村哲也, "都市高校生の生活態度と価値観：その分化と学校差" 日本教育社会学会 22 : 70-88, 1967

8 安森敏隆, "近代短歌を学ぶ人のために" 世界思想社 1-330, 1998

9 安森敏隆, "近代短歌と現代短歌" 双文社出版 1-190, 1998

10 金野武司, "言語変化と共通語彙の形成を両立する能力：一般化学習の優先と同音異義語生成の抑止" 発表原稿 1-2, 2010

11 社団法人全国高等学校PTA連合会·株式会社リクルート, "第5回 高校生と保護者の進路に関する意識調査2011" 2012

12 杉井潤子, "祖父母と孫との世代間関係：孫の年齢による関係性の変化" 55 : 177-189, 2006

13 下権谷久和, "現代日本の高校生の対人関係能力に関する研究" 岩手大学 2004

14 Ito Takao, "現代川柳における語彙·技法·内容の一断面 -「サラリーマン川柳」に見る特徴と現代日本人の心象風景-" 한국일본어학회 (39) : 175-194, 2014

15 上間陽子, "現代女子高校生のアイデンティティ形成" 69 (69): 367-378, 2002

16 総務省, "無線呼出し(ポケットベル)の加入契約数の推移" 1-, 2013

17 大多和直樹, "消費都市における生徒文化 : 高校生文化と進路形成の変容·東京調査より" 53 : 322-323, 2001

18 池田和夫, "日本人大学生の独立意識と親子間の親密さに関する研究" 49 : 105-113, 2000

19 内閣府, "平成25年度 青少年のインターネット利用環境実態調査 調査結果(速報)" 1-5, 2014

20 三木幹子, "女子大学生と女子高校生の恋愛観·結婚観とジェンダー意識との関係" 60 : 95-109, 2010

21 今井靖親, "大学生の恋愛観·結婚観" 奈良教育大学教育学部附属教育実践研究指導センター 5 : 15-22, 1996

22 東京広告協会, "大学生の『友人関係』に関する意識調査結果報告書" 1-18, 2012

23 長田久雄, "人生80年時代に円熟期を如何に過ごすか" 明治安田生活福祉研究所 62 (62): 1-14, 2007

24 NHK, "中学生·高校生の生活と意識調査·2012" 1-20, 2012

25 リクルート, "メール？電話？直接？高校生に聞く『ベストな告白方法』"

26 NTTドコモ, "ベル友ブームを巻き起こしたポケットベルの歴史" 55 : 1-5, 2007

27 同志社女子大学, "ピクルスの気持ち：高校生短歌の「こヽろ」" 晃洋書房 1-207, 2004

28 高比良美詠子, "ネット使用が中学生のネガティブ感情および攻撃性に与える影響(1)" 164-165, 2004

29 第一生命, "ネットと対人距離に関する調査"

30 森山潤, "テキストマイニングを用いた高校生の電子メールに対する意識の分析" 38 : 127-135, 2011

31 石井久雄, "スクールカーストの多様性に関する一考察：中学生と高校生の友だちグループを巡って" 明治学院大学文学会 10 : 97-117, 2014

32 もりひろし, "ケータイは、なぜカタカナ表記なのか？" 日経ビジネス

33 住明正, "はじめに"

34 塩田雄大, "『日本語は乱れている：9割』時代の実相" NHK放送文化研究所 22-43, 2013

35 山下洋子, "『スマートフォン』と『スマホ』" NHK放送文化研究所 35-, 2012

36 佐藤りか, "『ギャル系』が意味するもの：<女子高生>をめぐるメディア環境と思春期女子のセルフイメージについて" 6 : 45-57, 2002

37 尾崎喜光, "『じいじ』『ばあば』：全国調査から使用状況を見ると" 国立国語研究所 40 : 5-, 2009

38 이토 타카오, "「シルバー川柳」に見る日本の高齢者の心象風景" 일본연구소 (60) : 181-204, 2014

39 同志社女子大学, "31音青春のこヽろ 2014 SEITO百人一首の世界" NHK出版 1-176, 2014

40 同志社女子大学, "31音青春のこヽろ 2013 SEITO百人一首の世界" NHK出版 1-176, 2013

41 同志社女子大学, "31音青春のこヽろ 2012 SEITO百人一首の世界" NHK出版 1-176, 2012